入稿データの作成方法

入稿データの作成方法

入稿データの注意点

ダンクブックは完全データ入稿をお約束いただいております。入稿時のデータ破損など製作に支障がある場合を除き、レイアウトに関する間違いやデータの画質不足などによるデータ不備は確認いたしませんので、ご了承ください。入稿後に修正があった場合は追加料金・追加納期が発生いたしますので、データをよく確認の上、ご入稿ください。

また、ダンクブックはオンデマンド印刷のため、トンボ(トリムマーク)やサイズなどに規定がございます。
弊社の入稿データの規定に準じたものが「完全データ」となりますので、本ページを一読頂いてからご入稿いただきますよう、お願いいたします。

データ制作の手順・注意点

トンボ(トリムマーク)をロック

テンプレートの最前面のレイヤーにはトンボデータ(トリムマーク)とガイド線が入っています。
印刷後、こちらを元に断裁・製本するので、必ずロックをしたまま、動かさないように編集してください。
また、このレイヤーが最前(いちばん上)に来るように編集を行なってください。

編集前に、トンボ(トリムマーク)をロック

表紙データ ハードカバー(上製本)

仕上がりのラインはは一番内側にあるガイド線です。
仕上がり線ぴったりにデータを配置すると、文字切れや白が出てしまう事があります。
写真データや文字は必ず仕上がり線よりも3mm内側に配置するか、外側のガイド線(裁ち落とし線)まで伸ばして配置してください。
また表紙の背幅は下記のように変化します。

ページ数 背幅
20~30 7mm
31~50 8mm
51~70 9mm
71~80 10mm

表紙のサイズが本文サイズよりもひと回り大きく作られているのがハードカバー(上製本)です。
表紙データは、表紙張りという作業の際に印刷表紙を厚紙に巻くため、表紙作成の仕上がりサイズよりも四方をプラス15mm大きく作られます。

上製本表紙のレイアウト位置

表紙データ ソフトカバー(並製本)

裁ち落としのガイド線の位置が仕上がりとなります。
仕上がりのラインぴったりにデータを配置すると、文字切れや白が出てしまう事があります。
写真データや文字は必ず仕上がりトンボよりも3mm内側に配置するか、外側のガイド線(塗り足しライン)まで伸ばして配置してください。

背の幅は下記のようになります。※あくまで目安です。

ページ数 背幅
20~30 3mm
31~50 4mm
51~70 5mm
71~80 6mm

表紙のサイズが本文サイズと同じサイズで作られているのがソフトカバー(並製本)です。

並製本表紙のレイアウト位置

本文データ

裁ち落としのガイド線の位置が仕上がりとなります。
仕上がりのラインぴったりにデータを配置すると、文字切れや白が出てしまう事があります。
写真データや文字は必ず仕上がりトンボよりも3mm内側に配置するか、外側のガイド線(塗り足しライン)まで伸ばして配置してください。

また、本を開いた時の内側(のど部分)は製本すると見えにくくなってしまいます。
文字や人の顔などのレイアウトにはご注意ください。

本文のレイアウトではのどに注意

データの書き出し手順・注意点

PDFに書き出し

入稿データはPDFでご入稿ください。

書き出す際の設定は右画像のようになります。
プリセットは「高品質印刷」を選択。
オプションでは「サムネールを埋め込み」にチェックを入れてください。
「Illustrator/Photoshopの編集機能を保持」や「Web表示用に最適化」のチェックは必ず外してください。

PDFの書き出し設定

カラーについて

特色を使っている場合は、必ずCMYKに変換してください。
DICやPANTONEといった特色で表現されている場合、色が大幅に変化してしまう可能性があります。
カラーの編集でCMYKを選択することで一括でCMYKに変換できます。

特色のCMYK変換方法

PDF書き出し後のデータ編集

データ結合

データは本文と表紙で別々のデータになります。
本文のみ、ページ順になるよう結合してください。
結合は Adobe Acrobat などで行うことが可能です。

AdobeAcrobatを使用した結合方法

データ名

データは本文データと、表紙データに「日付+アルバムの名前+_(アンダーバー)body(本文データ)/cover(表紙データ)」という名前をつけてください。
また、データ名に全角文字(日本語など)や特殊記号、.(ピリオド),(コロン)などは使わないでください。
半角英数のみと記号は_(半角アンダーバー)のみ使用してください。
下記のようになります。

表紙データ名 20130512nagano_cover.pdf
本文データ名 20130512nagano_body.pdf
※サンプルデータ名です。

データ名のサンプル

PDF最終確認点

確認箇所

・データ名は半角英数のみ
・フォントは埋め込まれているか
・使用カラーはCMYKのみで構成されているか
・画質は印刷に耐えられるレベルか
・編集機能は埋め込まれていないか

画質はモニター上で200%に拡大しても綺麗に見える画質が望ましいです。
データサイズが2GBを超える場合は編集機能が保持されたデータになっている可能性が高いです。

Adobe Acrobatでの確認方法。
フォントは「ファイル」→「プロパティ」→「フォント」から確認できます。
使用カラーは「ツール」→「印刷工程」→「出力プレビュー」から確認できます。

文字埋め込み確認方法